前回のブログで
当店の凹み修復価格は
凹みの大きさのみで決まり
凹みの箇所、凹み方やパネルの素材により
追加料金の設定はありません。

という風に書きましたが
この凹みきっついよなぁー!!
なんて思う事も良くあるんです。

VW・ポロ
リアドアの凹みをデントリペア
御殿場市より

先日、VW・up!が生産終了という報道が。
グイグイ走る楽しいコンパクト!
というイメージだっただけに
少し残念でしたが、その後は
e-Up!が担う事になるのでしょうか。

という事でVWのラインナップで
次にコンパクトなポロ!

大切に乗られている愛車に
ある日突然こんな凹みが出来たら・・・
そんな事を想像するだけでも
ゾッとしてしまいますよね。

左リアドアの下部プレスラインへ
眼を疑うほどの強烈な凹み。
これ、ドアパンチですね。

当てた方は当然分かっているはず。
今このブログを見ていたら
当店へご連絡をください!

国産車とは違い、当時のVWのパネルは
鉄板も厚くしっかりしている事と、
作業性に仕上がりが左右されることを
オーナー様にもお伝えして、
1日お預かりしました。

ライン上をなぞった傷は残りますが
お友達がタッチアップでやってあげるよ
という事で何とか気持も
納まるのではないかと思います。

かなりキツイ作業となりましたが
オーナー様の喜んだお顔を見ると
私も一緒に喜べますね!

とても素敵なカラーのポロと
いつまでも素敵なカーライフを
お送りください!

そして・・・
トヨタ・ヤリス
フロントドアの凹みをデントリペア
小山町より

カラーがコーラルというだけに
鮮やかで眩しいですね~

ヤリスのドアで施工が多いのは
上部のキャラクターラインなんですが、
こちらは下部のラインへ5cmの凹み。

確かによく見ると上部より
張り出したデザインなんですね。

ガッツリとラインが潰れています。
ここまで下側のラインになると
凹み裏側への力が入れにくい位置となり
ポロよりも更に作業性は悪くなります。

しっかりと凹み裏へ力が加えられれば
決して修復できない凹みではありませんが
とにかく体勢が不利な状態。
それでもデントリペア専門店として
仕上がりへの飽くなき追求は続きます!

最後の5ミリほどのスジを出す時は
頭の血管がキレるかと思いました!(笑)
なんとか無事にフィニッシュです。

そして・・・
トヨタ・プリウス
フロントドアの凹みをデントリペア
富士市より

プリウス30系のドアパンチのリペア
といえば定番の箇所となるんですが、
こちらのラインもきつく尖っているのと
当時のパネルはまだ厚みもそこそこ。

凹みの位置(前後方向)によっては
修復が難しいケースもあるかと思います。

7cmのヘコミでしたが、
凹みが大きくなればなるほど
ライン成形の難易度は高くなります。
あとはパワーも当然必要ですね。

完全にラインを元の状態に出し切るまでに
塗装の肌を壊さない事が重要ですね。

なんとか肌も荒れることなく修復完了!

凹みの場所によっては
プレスラインがある事により仕上がりが
容易な方向になるケースもあるんですが、
今回の様な大きな凹みや
きついラインへの凹みは
やはり技術者の体力への負担も大きく
最終的には、
どこまで仕上げてあげたいのか!
という所なのかもしれません。

あなたの街のデント屋さん EGG BASE
smile !